水質管理で気をつけていることは2つあります。
①飼っているお魚、水草に合う水質にすること
②水質を急変させないこと
今回は手段は置いておき、私の考え方についてまとめたいと思います!
①飼っているお魚、水草に合う水質にすること
「合う水質」とは、そのお魚、水草の故郷の水質を基準に考えています。
まずは、ブリード(人工繁殖、品種改良)、ワイルド(現地採取)でどれくらい厳密に故郷の水質に寄せるかを考えています。
ブリード個体は適応範囲は広いと考えます。生まれた時から人間が作った環境育ってきているので、人間の管理に慣れている、そこまでシビアに考えなくても良い。でもDNAに刻まれた本当の故郷の水質に寄せてあげたほうが本来の美しさを見せてくれると思います。
※ネットオークションなどから、個人で飼育繁殖された個体をお迎えする際はご注意した方がよいかも。まれに、RO+独自ブレンドの添加剤+殺菌灯を使ってるような、こだわり抜いた温室で飼われていたおぼっちゃまかもしれません。そんな子が外の世界に出たら体調を崩しちゃうかも。。。ひと昔前にビーシュリンプ界隈でそんな噂を聞いたことがあります。トップブリーダーのシュリンプをお迎えすると、だいたい☆になっちゃう、という。。
ワイルド個体は故郷の水質に寄せてあげないと、適応できず、しょげてしまいます。
徐々にストレスが溜まって免疫が落ち、エロモナス症やカラムナリス症などの病気を発症して最悪は☆になってしまいます。
ワイルド個体が☆になるパターンって、導入してすぐ、もしくは半年後くらいが多い気がします。
導入してすぐはPHショックなどの水質が合わなすぎてショックを起こすか、ストレスからエロモナス症を発症して星になるか。
ワイルドって、ディスカスとかアピストなど、産地=名前(種類?)のお魚ばっかりなイメージがありますが、実は初心者向きと言われていカージナルテトラも、流通しているものはすべてワイルドだそうです。
カージナルテトラはアマゾン上流ネグロなどが産地らしいです。であれば超軟水のブラックウォーターの低PH(GH1~2、PH5前後)くらいが故郷の水質に近いのでしょうね。(私も高校生の時にカージナルテトラを飼ってましたが、PH7.3、GH5くらいの水質だったと思います。あまり長生きさせてあげられなかった。。)
水草も同様です。
例えば、軟水低PHを好むトニナと、硬度高めを好むキューバパールグラスを同じ水槽に入れた場合、一方の水質に合わせたら一方はしょげてしまいます。(上記のような極端な水草の場合、中間を選べないと私は思ってます。きれいに育たないので。。)
でも、だいたいの水草が弱酸性の軟水なら元気に育つので、あまり神経質に考えなくてもいいとは思います。
お魚と水草の組み合わせも忘れてはいけません。
めちゃめちゃ力を入れたネイチャーアクアリウムとかで無い限りはお魚が好む水質に寄せるとは思いますが、硬度高めとか弱アルカリが好きなお魚の場合、水草との組み合わせは考えたほうが良いかもですね。
②水質を急変させないこと
お魚は急な環境変化に対してストレスを感じますので、急変させないように気をつけています。
水換えの時とか、よっぽど水質(温度・PH・硬度など)が違うお水をバケツでジャーっとしない限りは水槽のお水を急変させることは無いと思っていますが
ウチでは水換えはバケツにエアチューブをつけて、サイフォンの原理でチョロチョロと水槽に入れてます。
正直なところ、時間もかかるしめんどくさいですが、、、
だいたい2週間くらいしたらPHが5くらいまで落ちてしまうのですが、PH5.8~6.3くらいにしたいところ。
だいたいPH6.8~7.3くらいのお水で1/3くらいのお水を変えてあげるとちょうどいい感じです(PHを上げるために水換えする、って感じです)。
さすがにこれだけPHが違うお水をジャーっといれるのは怖いし、水合わせの要領で水質変化を少しずつにすることで、お魚のストレスが減らせると考えています。
他にも、立ち上げ初期の不安定な時期は、ほっといても水質の急変は起こります。
餌やりの前後でPHを測ったことがあるのですが
餌やり前はPH6.5、餌やり後1時間後にPH7.2を計測したことがありました。
おそらくアンモニアが原因と思っています。つまりは、ご飯食べたあとにウンコとシッコを出すので、バクテリアが少ないとアンモニアの分解が追いつかず、結果としてPHが上がったのだと思います。
バクテリアがたくさん沸いていると、硝化作用が働くのでこのような急変は起きないと思います。
立ち上げ初期からバクテリアが安定するまで、まめに水質測定すると面白いかもです。
計測値をグラフにすると、初期は急カーブ、徐々になだらかなカーブになるはずです。
水質検査は点で見るのではなく、線で見ると現在の水槽の状態がより見えてくると思います。
次回は一例までに、水換え用の水つくりについて紹介しようと思います!
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